安全ちゃんの 自由と開放のガールズライフ

「めざせ本気の森ガール!どきどきの樹海ピクニック」の巻

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安全ちゃんは、ネットや雑誌などで人気がうなぎのぼりのブロガー!
FUN FUN びより読者の 女の子ライフに元気を注入するため、またまたコラムを書いていただきました。 今回のテーマはなんと「樹海ピクニック」。 ちょっと怖いイメージの富士山の麓の樹海で行うピクニックのご提案です。
これが本物の森ガールライフなんです!!

文・写真:安全ちゃん

草木と会話し、虫たちをしたがえる森ガール

「いまさらだけど森ガールになりたい……!」
元オリーブ少女の母親に「なんで若いうちに森ガールやっておかなかったんだろうって、あとで必ず後悔するよ」と忠告されたのをきっかけに、親孝行のため森ガールを目指しはじめてはや一年。ナチュラル系ファッションが全く似合わないという困難の中、小物を少しずつ生成り色に染めていくなどの遠回りな方法で、私の服装は徐々に森化が進行しつつあった。

しかし、森ガールにというのは単なるファッションのカテゴリーにとどまらない、ライフスタイルそのものであるはず。せっかくなら、草木と心を通わせ昆虫をしたがえる、本気の森ガールを目指したい……! そう考えて、森マインドを高めるべく「森で遭難しても生き抜ける体力を」と体を鍛えてたりしてみたが、怪力のニセ森ガールになっただけだった。

やはり、森に入ることなくして森ガールになるのは不可能! というわけで、国指定の天然記念物でもあり霊力を放つパワースポットでもある富士樹海で修行し、森を操る呪力を身につけることに。苔蒸す青い森、色とりどりのキノコ、洞窟にきらめく氷のシャンデリア、リスたちのレストラン、死霊……怪しくもガーリ―な森ガール武者修行の旅がいま始まる……!

バスに揺られて一時間半、
目覚めるとそこはアウターゾーン

東京から樹海へのアクセスは、東京駅や新宿駅から出ている高速バスが便利。東京からたったの一時間半ちょいで樹海こと青木ヶ原の最寄駅である河口湖までたどり着くことができる。朝早くの出発だったため、うとうとしていたらあっという間に河口湖まで到着していた。

バスから降りると、景色は朝靄にけむり、遠くでは鳥の声。そして今が真夏(取材時8月でした)であることを忘れるひんやりとした空気……という物言いではごまかしきれない秋冬の空気!! 寒い!! 耐え切れず、駅前のお土産屋で首がボヨンボヨン動く貯金箱などの昭和グッズに交じって売られていたセーターを購入。あやうく樹海にたどり着く前に凍死するところだった……。

しばらくすると、迎えに来てくださるガイドさんが駅に到着。挨拶すると、開口一番「短パンで寒くないの!?」と驚かれた。さっきまでは、完全に浮かれモードな夏の装いだったなんて言えない! 

今回樹海を案内してくださるガイドさんは、なんと樹海の中に住居を構える樹海のプロ。 樹海での住居建築が許されていることに驚きつつ「樹海生まれ樹海育ちなんですか?」と尋ねると、出身は東京近辺とのこと。富士山が万が一噴火したとき、だれよりも近くにいたいという凄い理由で移住を決意したのだそう。

それにしても、慣れない樹海暮らしで生活上の苦労はないのだろうか? 聞いてみると
「一度探検中に死体を発見してしまい、一年間死霊が怖くてトイレに行けなくなってね」
という恐ろしい答えが! それでも樹海を離れる気はないというガイドさんの、ハードコアな樹海愛に戦慄……!

レッツゴー!われら樹海探検団

まず最初に、富士山と樹海についてガイドさんの講義をしていただいた。樹海は富士山が噴火したあとの溶岩の上に生まれた森で、ふつうは溶岩の上に植物が根付くことはないので、非常に珍しい森だそう。樹海周辺は湿度が高いため、溶岩の上にコケが生え、それがいつしか土となり、その上に草木が芽吹くという気が遠くなりそうなプロセスを経て、現在の樹海が形成されたとか。

「これが富士山の地形図です。こうしてぷっくり膨らんでいますので、男の子はみんな触りたがるんですよ!」
どういう意味かと覗き込むと、確かに色といい形といい、男心を刺激する造形。

そして、男たちのろうぜきのためか頂点が欠けている! 女性として、富士山にブラジャーをプレゼントしたい気持ちに……。


樹海のかわいすぎるキノコたち

樹海散策の楽しみといえば、色とりどりのキノコたち。

タマゴタケ

真っ赤なカサと黄色の軸が超目立つ樹海屈指のラブリーキノコ。その毒々しい外見とは裏腹に食べてもおいしい。その上道路沿いに生える習性をもつ、まさに人間に刈られるために生まれてきたようなキノコだ。


ドクツルタケ

真っ白でとってもカワイイキノコだけど、実は猛毒。英語では「デストロイング エンジェル」という、なにやら必殺技めいた名前で呼ばれていることからもわかるように、毒の威力は絶大で国内最凶との呼び声も高い。


サルノコシカケ

薬効が名高い有名キノコ。ウメの木に生えるサルノコシカケは特に珍重されていて、ときに数十万もの値がつくこともあるとか。その話を聞いた瞬間、銭ゲバの血がたぎり血眼でウメの木を探してしまった私だった……。


その他、樹海散策の間、私を通り過ぎていったキノコたちは数知れず……。食用ときくと、つい食糧として確保してしまいそうになるけれど、食用キノコそっくりな毒キノコをつかまされることも相当あるらしく、素人はスルーが賢明!



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